2013年 9月 21日
池谷直人氏によるタイリポ-トの詳細が決まりました。
先日お知らせいたしました、池谷直人先生による「タイの中国茶事情」の講座の詳細が決まりました。
タイトルは「数奇な台湾茶—ゴ-ルデントライアングル産を一服どうぞ」。
池谷氏は、昨年、タイを訪問。ジャ-ナリストの鋭い目でタイでの中国茶栽培の現状を捉えます。
映像と講義の後に、現地調達のお茶を飲んでいただきます。
風雅なお茶会とはまた違った切り口の講座に、ご期待ください。
お申し込みは、「お問い合わせ」欄からお願いいたします。
~池谷直人先生によるタイリポ-トのご案内~
「数奇な台湾茶–ゴールデントライアングル産を一服どうぞ」
●日時:2013年10月17日(木)
★午前の部:10時30分~12時30分
★タイ料理のランチ会「オリエンタルビ-チ元町」13時~14時
★午後の部:14時30分~16時30分
●講座料:4000円
ランチ:1500円(タイ料理5品+ドリンクのパ-ティ-コ-ス)
●定員:12名
●内容:
なぜタイ北部チェンライで台湾茶が栽培されているのか?
この辺りはビルマ(ミャンマー)とラオスに国境を接し、その両国を挟んで 中国の雲南省ともほど近く、かつてゴールデントライアングルと呼ばれた麻薬栽培地帯。同時に共産陣営と反共陣営のぶつかる最前線として、中国共産党、中国国民党、米国CIAが暗躍した場所だった。
冷戦の終結とともに、タイ政府の統治が及ぶに至り、中国国民党の残党が定住し、お茶の栽培を始めた。その後も台湾の支援で台湾茶の栽培が拡大していき、地域の産業として育った。このような複雑な政治と歴史をかいま見ながら、それらを肥やしに生まれたゴールデントライアングル産の台湾茶を喫む。